債務名義まで取る余裕がない場合も多かろう。
だが少なくとも債権リストの作成、証拠資料(証人または証人の供述書を
含む)の収集、整理をして、後日に備えること。
そして時効の中断(の用意)が必要だ(債務整理の際、注意)。
ただし気の毒なことを言うようだが、これらの狐連中はプロである。
法的にも自分名義の資産は一切ないとか、取立て不可能な手立てを講じ
ていることが多い(債務整理の際、注意)。
逆に裸にむかれたら大変だから、残念でも深追いしないで、弁護士に相
談する方が無事レールに来れるのではないだろうか。
相手が狐などでなく、話がそうこんがらがってないなら、自分で回収
(債務整理)するとしよう。
債権を整理したら、次は債務者の支払能力の調査、支払意思の確保であ
る。
そのためには相手の正体を知らなければならない。
え、あいつのことなら、よく知ってる? そうは言っても、知っているのは最近
のことだろう。
法律事務所で扱ったビジネスの債権の事例でも、相手の素性や現状を知
らない債権者が実に多い。
といって無駄な調査にやたらと費用をかけるのは無意味・有害。
調査機関にはそう優秀でない業者も多い。
だから、できれば弁護士の指導によるのがいい。
よい料理にはよい材料が必要なように、よい回収にはよい調査が必要である。
